保守契約を行った場合、月単位、年単位で契約が継続するかと思われます。

通常ライセンス契約を行うと、契約月から継続してサービスを提供することになるかと思いますが、入金に関しては一ヶ月ごとないし一括して入金されるかと思います。1ヶ月ごとに入金があれば損益計算書上特に問題はありませんが、年単位のライセンス契約を一括して入金された場合は少し注意する必要があります。

今回はのライセンス契約の年単位のものの売上計上方法についてご紹介させていただきたいと思います。

 

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1.年単位のライセンス契約金が入金された場合に一括売上計上した場合の問題点について。

保守契約は、ひとつの契約が高額のため、契約一つとればとても大きな売上をあげることができます。これを一括して売上をあげるとすると、年単位の契約にも関わらず入金の月にまとめて売上に計上されてしまいます。問題点は、損益計算書の売上の計上方法は、サービスの提供があって初めて売上をあげなければいけないということです。

2.実際の会計処理方法は?

とてもカタイお話をここまで読んでくださって有難うございます。

では実際に簿記の仕訳についてご説明いたします。

前提条件:保守契約 一年契約(平成30年1月1日~12月31日の12ヶ月)

年額120万円

契約日 平成29年12月1日

入金日 平成29年12月20日

①平成29年12月1日に保守契約を締結した時

借方 売掛金 貸方 前受収益 1,200,000

※ここで貸方を売上にしないのがポイントです!

②平成29年12月20日に1,200,000の入金があったとき

借方  現金預金   貸方   売掛金 1,200,000

先ほどの売掛金を相殺します。

③決算時

特に処理ありません。

④平成30年1月31日

借方   前受収益    貸方   売上  100,000

ここで前受収益を消して売上を計上します。

1,200,000÷保守契約契約期間12ヶ月=100,000

、、、以下毎月④の仕訳を12月末まで計上していきます。

3.上記の④の仕訳が必用な理由

とても面倒な仕訳ですよね、、、。

去年入金があったものの仕訳を今年一年中、計上していかなければいけないのですから。

しかし入金の時に仕訳を切るとどうなるでしょうか。

平成29年12月 売上1,200,000円。平成30年 売上0円

サービスを提供しているのは30年にも関わらず、売上の計上が29年にされてしまいます。

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